自分の力で予想をするための正統派競馬サイト TXP競馬

パトロールビデオで見るべきポイント

競馬 トリップ・ハンディキャッピング パトロールビデオ

 

パトロールビデオでは、上位入選馬のコーナーでの進路、馬と馬との横の間隔、騎手の進路の取り方と視線、馬群の形、最後の直線の伸び方をポイントとして見ています。気になったことがあれば、必ずメモを取るようにしています。

 

上位馬のコーナーでの進路

上位馬とは、1〜5着の馬、または1着馬から0.5秒差以内の馬です。よって、3着馬で0.7秒負けた馬、9着馬で0.3秒負けた馬のいずれも該当馬ということです。これは、あくまでも定義付けするための線引きであって、意固地になって主張したいほどの理由はありません。

 

馬と馬との横の間隔

これは、文字どおり馬が隣の馬と接近しているのか、それとも間隔が広がっているかを見るということです。

 

騎手の進路の取り方と視線

通常、枠なりに進んでいけば、内枠の馬が内側を走り、外枠の馬は外側を走ります。例えば、内枠の逃げ馬であれば、出遅れしない限り内ピッタリに付けて逃げるはずです。それが最初のコーナーで敢えて外に膨らんでいったらどうでしょうか?

 

また、外側を回っている騎手が内ラチのほうばかり見て気にしていたら、これは馬を内側に持って行かせたい意思表示です。このような点を少しでも多く気にしておきます。

 

馬群の形

実際のタイムやラップから、レース中のペースを知ることはできますが、馬群の形を数字と合わせることで、よりレース展開のイメージがし易くなります。基本的にスローになれば馬群は固まりますし、ハイペースになれば馬群は縦長でだいたい2列に進みます。

 

直線の伸び方

ここで言う伸び方は、勝ち馬(上位馬)が直線のどの辺りを走ってきたか、逆に馬が意外と伸びなかったのはどの辺りだったかを知っておくという意味です。馬の決め脚がどのくらい鋭かったかという評価ではありません。

 

上位馬のコーナーの回り方を見る

実力がない馬(勝ち目が少ないと思われている穴馬)が、馬場傾向がフラットな条件で戦ったら、実力馬に対してなかなか歯が立ちません。

 

反対に、開幕週のような真っ新な馬場であれば、内側を回すことで相対的な距離ロスを防ぎ、実力馬に太刀打ちできるかもしれません。

 

なぜ、僕がコーナーに注目しているのかと言えば、個々の馬を見ていくことで、その日のバイアスの有無を探れ、そのバイアスが真だと仮定すれば、個々の結果が実力どおりだったのか、過大・過小評価だったのかレース後に判別することができるからです。

 

次走以降の馬の評価をする場合

馬場状態フラット
   ↓
・内が有利になる
   ↓
・内を走った穴馬が馬券になった
   ↓
・馬券になった穴馬を過大評価しない
・馬券にならなかった人気馬を過小評価しない

 

 

馬場状態に差異が発生
   ↓
・馬場の有利不利無し
   ↓
・穴馬が馬券になった
   ↓
・馬券になった穴馬は過小評価されていた
・馬券にならなかった人気馬は過大評価されていた

 

今回の馬券検討をする場合

馬場状態フラット
   ↓
・内が有利になる
   ↓
・内を走れそうな穴馬に妙味あり
・内を走れなそうな人気馬を嫌って妙味あり

 

 

馬場状態に差異が発生
   ↓
・馬場の有利不利無し
   ↓
・過小評価されている穴馬に妙味あり
・人気馬で固く決まる

馬場状態に差異が発生すれば、必ず内外の有利不利が無くなるという訳ではありませんが、話を簡単にするために、ここでは敢えてそのようにしています。

馬と馬との横の間隔を見る

内が有利な馬場の場合は、騎手は距離ロスを防ぐために極力内側に馬を走らせようとします。有利不利がそれほど多く感じなければ、騎手は多少の距離ロスよりも、進路に余裕を取りに行きます。

 

この結果、コーナーを回る際の正面からの映像で隣の馬同士が接近していると内有利であり、広がっていれば有利不利の無い馬場状態となります。

 

上位馬のコーナーでの進路を見てトラックバイアスの判定をする場合、新馬戦や未勝利戦のように出走馬のレベル差が開いていると、バイアス云々が関係しない実力順の結果になったりして判定がしにくいことがあります。

 

横の間隔を見る場合では、最終着順は関係なく騎手の意志によるコーナーでの状態を見ているので、終日同じ傾向を示します。視覚的にとてもわかり易い方法です。

騎手の進路の取り方と視線を見る

内有利な馬場状態の場合、騎手は馬を内に持っていこうとすることは何度か書きました。この状況では、内に入れなかった騎手はなかなか内に切り込めないものですが、入り込む少ないチャンスを狙っています。

 

勿論、騎手によって異なりますが、大抵の騎手は空いた瞬間にスッと内に入ってきます。そして、入りたいのに入れないという場合では、騎手は内ラチをチラチラ見続けます。映像で、こんなシーンが見つけられるようであれば内有利な馬場だと自信を深めることができます。

 

有利不利が無い場合、稀に発生する外が有利な場合では、外のスペースには内と異なり限りが無いので、騎手からの特別なサインはありませんし、見つける必要もないでしょう。

馬群の形を見る

基本的にレースの前半後半のタイム差からペースを判定していますが、不規則にラップが変動するような場合では、ペース判定が難しくなります。

 

そんな時に、実際の馬群の形を見ておくことで、数字だけでは判定できなかったことが部分が見えたりします。要するに、例外を見つけるのに役立ちます。

 

例えば、ハイペースで緩みの無いラップを刻んでいるにも拘わらず、コーナーで馬群が固まって居たりすれば、外を回している馬は相当に厳しい状態で走っています。向上面で順位を上げていくような馬にも同様のことが言えます。

 

このような場合は、馬に掛かる負荷についても評価することが出来るのです。数字と簡単に残したメモを見返すことで、レース映像が記憶に蘇ってくるので、予想精度が向上します。

直線の伸び方を見る

コース形態、道中のポジション、ペース、頭数、直線の馬場状態など、馬の直線に入ってからの進路を考えるときは非常に悩みます。直線の幅が広いコース、距離が長いコースではあまり考えないようにしています。

 

なぜなら、広ければ空いたスペースが多く、長ければ騎手が状態の良い部分に持ち出す時間的猶予が確保できるからです。

 

反対に、コーナーの角度がきつい小回りコースで直線が短いと、コーナーでの位置なりにそのまま直線を走ることになり、直線の荒れ方を馬の伸び方を見ながら、事前に確認しておく必要があります。