チャカついていた馬
まず、全馬のデータを確認しておきます。
@出走全馬のオッズ別一覧
@からチャカついていた馬を除外してみます。
A出走全馬からチャカ馬を除外した馬のオッズ別一覧
全体のデータ件数がそれなりに多く、目立った変化が一見分かりにくいと思います。この時点でオッズ別での傾向に注目いただけると理想的ですが、気にならないようであっても問題はないでしょう。
それでは、いよいよチャカつきが目立っていた馬(チャカついていた馬)のデータです。
Bチャカつきが目立っていた馬のオッズ別一覧
いかがでしょうか?
ざっと、ご覧いただいても的中率、回収率ともに30%〜50%は成績がダウンしていることがお分かりいただけます。また、人気馬に比べて人気薄のほうがチャカ馬の発生率が高いこともお分かりいただけるはずです。
パドックでの見た目が気になって人気を落としているとも言えますし、そもそもこのような状態が慢性的であるような馬であれば、レース成績も安定せず人気にもならないということです。そんな人気薄の穴馬たちが、見た目どおりの悪い成績を残してしまっていることには大きく注目できますね。
穴馬は恵まれた条件が整ってこそ激走する!
能力で人気馬に優っていない穴馬にとって、トラックバイアスやペースによる有利不利だけではなく、良い状態のままでゲートを出ることも激走するための条件の一つであると言えそうです。
いずれにしましても、自分の本命がチャカ馬になってしまっていたら、少し評価を下げたり、時には思い切って無印にしてしまっても良いのではないでしょうか?
僕も積極的に利用しているデータなので、ここでご紹介させていただきました。良かったら、参考にしてください。
本頁のデータは、2014.4.6〜2016.2.28の期間における芝レースを対象レースとし、ターゲットフロンティアJVを使用して抽出しています。
16.3.8